おめでとう,四捨五入して,ありがとう(デジタルリマスター版)

2016.10.19 作成

 

 

歳を取ったせいか何でも疑り深い邪推マンになってしまったと感じています。


最近も,誕生日に「あ、そういや誕生日だったわ」なんてSNSに投稿をしている

 

さも誕生日を祝われることに対して関心が薄いように振舞っておきながら,周囲に自分の誕生日をアピールする人間を見つけようものなら

 

 

自分の誕生日忘れるわけねぇだろこのオタンコナス!なんなら一週間前からその呟き用意してたろ!

 

 

くらいのことを考えてしまいます。僕には,そんな恥ずかしいことはできません。

というのも,すっかり忘れてたんですが、実は,19日は僕の25回目の誕生日でした。

 


いかに涼しい顔で人生を生き抜くか?を人生命題に生きている僕としては,見栄や体裁を第一としておりますので,誕生日の話題を誕生日SNSで触れてしまうと,殊更、誕生日を祝って欲しいんですオーラが隠しきれなくなり,誕生日だっていうのに,惨めなまでに誕生日固執した誕生日男だというレッテルを貼られるのを避けるため,あえて誕生日に触れることなく,誕生日をやり過ごすことにしたのです誕生日

 

しかし,こんなへそ曲がりでも人間関係というものは大事にすべきもので,少ない交友関係の方々がお祝いのメッセージをくださいます。

 

 

やはり,お祝いをされるというのは嬉しいものです。

 

 

しかしながら、その中で,一番に気になったフレーズが

 

 

「四捨五入したら、30歳」

 

 

 

というものでした。

 

 

 

これは25歳を過ぎる人間にとっての宿命なのか。四捨五入なんて小学校で習うような概念を,四捨五入したら30の人間が「言われなくても分かっとるわい!」と思わず叫びたくなるものですが,僕も四捨五入したら30なんでね。言葉を飲みました。

 

 

僕も昨年まで罵詈雑言の如く,言いまくってましたからね諸先輩方に。

 

仕事じゃ未だ使いこなせていないROUND関数をここぞとばかりに活用しまくってましたからね。


ですから,24歳の皆さんは是非,身近な25歳を迎える方々には是非とも四捨五入を忘れてお祝いをしてあげていただきたい。来年,君らも四捨五入したら30歳だからね。

 

 

話は変わりますが,そんな「シシャゴニュー!シシャゴニュー!」の弾雨をくぐり抜け,なんとか一日をやり過ごして家でバカ殿様を観ていたら,とある友人Kからお祝いのラインメッセージが来たのです。

 

 

 

K「たんおめー」

 


僕「ありがとうごザンスカール帝国

 

 

 

ここまでは,普通のお祝いメッセージに感謝の気持ちを覚えています。寒い返しは無視していただいて、僕が驚いたのは、こっからです。

 

 

 

 


K「うまい返しが見つからん(笑)あ、あとそうそう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

K「俺、ついに彼女ができます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっと?

 

 

 

 

 

おっとぉ??

 

 

 

 

こやつ、できるぅ??………….彼女がぁ??

 

 

 

いやぁ......いいんだけどさ!

 

 

俺も嬉しいよ?君がいかに恋愛に関して苦労してきたか知ってるからさ。

 

 

別にいいんだけどさ。

 

 

 

 

でもさ

 

 

 

 

おめでとうラインは嬉しいんだけどさ

 

 

 

 

 

それ,明日の報告じゃダメだった?

 

 

 

 

 

 

まぁね。一刻も早く報告したい気持ちは分かる。分かるよ。

 

 

 

あとさ。さも,ついでかのように言ってるけど

 

 

 

 


なんなら3:7くらいの割合で

 

 

 

 

 

四捨五入したら0:10の割合で

 

 

 

 

 

 

この報告をするために連絡寄越したろ!

 

 

 

 

 

 

 

と思いました。

 

 

 

「あとそうそう」と,何でもないかのように書いてますが僕だったら友人各位に向けて電報を打つし,赤飯炊くレベルの一大事ですからね。

 

 

こいつ,僕が一人身で「君の名は。」を観に行けずに,先輩達とカラオケで

 

 

君が代」を大合唱している

 

 

 

現状を知ってて,僕の誕生日に彼女ができる連絡をしてくるかと思いましたね。

 

 

 

しかし,口にしかけた罵倒の言葉は,ぐっと飲み込みました。僕も四捨五入したら30歳なんでね。

 

 

 


ふと思い返してみるに,その時はあまりの驚きとやっかみで,Kに対して素直に「おめでとう」を言うことができませんでした。

 


そして,今日,この深夜にそのことをふと反省してみたくなったのです。

 

 

 

人に「おめでとう」と言ってもらえることの嬉しさを忘れずに,人に「おめでとう」と言えないようでは,年齢的に四捨五入して30歳になろうが,精神的にはまだまだ0歳児も同然だと思ったのです。

 

 

 

なのでね,25歳を迎えて,ネオ田中としてリボーンするために、この場を借りて、彼におめでとうを言ってやろうと思います。

 

 

 

このたびは、本当におめでとうございます!末長くお幸せに!!

 

 

 

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